ヘルニア
2021.06.11手術をしなくても痛みを取り除くことができる物がほとんどです。
ヘルニアは、椎間板が何らかの原因で椎体から外にはみ出してしまい、神経を圧迫しているために痛みが出ます。
もちろん手術適応となるくらいの状態になってしまっているヘルニアもありますが、多くのヘルニアの患者様の痛みには、落ち着いている時と痛みが強くなる時の周期があります。
なぜこのようなことが起こっているのでしょう
椎間板が大きく飛び出している状態になると神経圧迫が強くなります。
つまり、椎間板への負担を減らすことが大切になるのです。
当院でできること
先ずは、椎間板に負担をかけている原因を探します。
①筋肉の緊張のバランスが崩れていないか?
②姿勢のゆがみや関節の可動性に問題は無いか?
③神経の過剰反応が起こっていないか?
筋肉・骨格を整えるだけでも、椎間板の負担を軽減させることができます。
そして、背骨を支える筋肉を強くするために鍛えることも大切です。
さらに、1つひとつの筋肉が100%の力を発揮することも大切です。
その一つひとつのステップを、患者様の状態からステップアップできるように治療を進めていきます。
また、神経の過敏症状が起こっている方もおられます。
痛みの軽減や神経過敏症には、鍼灸治療がとても有効です。
ヘルニアがありながらでも、痛みを感じることなく普段通りの生活を送ることができるよう、治療だけでなく強い身体作りをサポートしていきたいと思います。