四十肩・五十肩
2021.06.11四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)とは
- ・肩関節を動かすと激痛が走る
- ・夜間に肩がうずくように痛い
- ・肩が上がらない
四十肩・五十肩とは通称名で、40代・50代に発症することが多いことからこのような病名で呼ばれるようになっています。
状態による治療の経過
<症状が軽い場合>
血流不足による筋肉の緊張や炎症によって痛みが出ているため、緊張を取るとすぐに可動域も広がりますので、早めの治療が効果的です。
<症状が重い場合>
筋繊維や関節包に石灰が沈着していたり炎症が強いと、一定のところまで動かすとズキンとした痛みが出る状態になります。
この様な状態には鍼灸治療が効果的で、痛みを止めると同時に血流を良くして徐々に可動域を広げていきます。
痛みが軽減してきた段階で、運動療法により関節の可動域を回復させていきます。
五十肩は、関節の可動域をしっかり回復させることがとても大切です。
痛みが取れた段階で治療を終了してしまうと再発の可能性が高くなりますので、限りなく可動域いっぱいまで動かせるように治療していきます。