腰痛解消トレーニングの正しいやり方
2020.01.20最近ようやく冬らしい気温になってきましたね。
寒くなってくると腰の痛みを訴える患者様が増えてきます。
そんなお悩みを抱える方に
簡単に普段の意識を少し変えるだけでできる
トレーニングをお伝えしたいと思います。
治療に来てもらって検査していくと、2つのパターンに分かれます。
①回復力が低下したため、疲労の回復が遅くなり、
疲れが蓄積してしっまって起こるもの
②背骨を支える筋力が低下してしまって起こるもの
今日は、この2つ目の「背骨を支える筋肉の鍛え方」
についてお話します。
背骨を支える筋肉はいわゆるインナーマッスル
と言われているもので、
ジムなどで一生懸命トレーニングをすれば
ついてくるというものではありません。
普通に筋トレをしてしまうと、
インナーマッスルではなくアウターマッスルが
反応してしまうからです。
では、どんな運動がインナーマッスルに有効なのでしょうか?
実は、運動よりも呼吸が大事なんです。
腹式呼吸という、
息を吸ったときにお腹を膨らまし、
吐くときにお腹をへこませる運動です。
ポイントは、
「2秒で吸って8秒で吐く」
ということです。
息を吐くときは、しっかりお腹をへこませてやりましょう。
しっかり吐ききると最後にキュッとお腹の奥のほうで引きしまる感覚がありますよ。
そして、習慣にすること。
「美容も健康も、1日にしてならず」
です。
先ずは、1週間。
朝の歯磨き中とお風呂に入っている時間にしてみましょう。
他には、車の運転中や通勤電車の中でも構いません。
腹式呼吸を普段の生活で、絶対にすることに引っ付けて
取り入れてみてください。
習慣になると効果は早い段階で感じることができますので、
ぜひ皆さん腹式習慣をつけてみてください。