秋に気をつけたい風邪予防
2019.10.29こんにちは。
季節の変わり目、いかがお過ごしでしょうか。
夕方は日が落ちるのが早く、
朝晩は寒くなりましたね。
夏の暑さに耐えてきた体も、
そろそろ冬への準備を始めるとき。
昼間は暑い日もあり、夜は寒く・・・
この季節の変わり目に風邪をひきやすいもの。
秋は、東洋医学の五臓で捉えると、「肺」にあたります。
五行の色体でみても、「息」や「鼻」も、秋の季節のキーワード。
真冬のウイルス性の風邪とは違って、気温差で風邪をひきやすいこの季節。
「息」「鼻」「肺」
こうしてみると、呼吸が共通しています。
そう、秋の風邪予防は
まず呼吸する時のバリアになる『粘膜や細胞の潤い』が欠かせません。
普段、私たちは呼吸をすることで、
空気中の水分も一緒に取り込み、
肺から細胞へも、水分が自然と取り込まれています。
目には見えないけれど、呼吸をすることで、
体の内側に自然と潤いをもたらしていたのですね。
その空気中の水分も秋から冬にかけて乾燥し、
取り込む水分も自然と減少します。
暑い日は、水分を沢山とっていたけれど、
秋になり涼しくなると急に水分をとることも少なくなります。
乾燥しやすいので、細胞の潤いを満たしてあげたいもの。
秋の風邪対策は、
こまめに水分をとることと、
早めに加湿をしたり、お鍋や汁物などの温かい食事をとることもひとつです。
そして、大切なことをもうひとつ。
いつも以上に意識して、深い呼吸をしてみてください。
普段は呼吸をすることが当たり前で、意識をすることはあまりないかもしれません。
1日にほんの数回でも、
体の細胞のすみずみにまで、潤いが満たされることをイメージしながら、
大きく深い呼吸!!
ご家庭でも試してみてくださいね。