膝の痛み
2019.09.12膝が痛い時のチェックポイント
- 動かさなくても痛い?
- 体重をかけると痛い?
- 痛むのは伸ばした時?曲げたとき?
膝が痛い ≠ 膝の関節が悪い
実際に患者さんの状態をみていると、
変形や軟骨の損傷がない膝痛は、
膝に原因がないことがほとんどです。
変形は、左右のひざの関節の大きさを比べてみてください。
大きさが違っていたら変形の可能性があります。
軟骨の損傷は、体重をかけたときの傷みのでかたで判断します。
どちらの症状にも当てはまらない場合、
骨盤や股関節のバランスの不具合の可能性が考えられます。
骨盤が傾くと、骨盤に対する股関節のはまり方にズレが生じます。
このままではまっすぐに立つことができないため、ズレを修正しようとした結果、
膝のかみ合わせも悪くなってしまい痛みが生じてくるのです。
この場合の痛みは、内側や裏側などの筋肉に現れます。
原因は骨盤・股関節ですので、
当院では、骨盤と股関節を正常な位置に戻してから膝の治療にあたります。
変形や軟骨損傷があると痛みは取れない?
変形や軟骨損傷があっても痛みを和らげることは可能です。
痛みは、変形や軟骨の損傷によってかみ合わせが悪くなった結果
さまざまな筋肉への負担が大きくなり起こっています。
周囲の筋肉の緊張を和らげることでも、痛みはやわらぎます。
また、痛みの和らいだ状態を維持するためには、
支えとなる筋肉も大切な役割を担っています。
当院では、その方に合うトレーニングの方法もお伝えしています。
誰でも手術はできるだけ避けたいものですよね。
頑張るにも一人ではなかなか大変なことです。
私たちも一緒にサポートしますので、頑張って治療していきましょう!!