肩こり・腕の痺れの対処法
2020.02.05肩こりの原因
・スマホやパソコンをしている時間が長い
・細かい作業をすることが多い
・些細なことでもイライラすることが多い
など、たくさんの原因があります。
鍼灸師からみた肩こり・腕の痺れ
腰痛でも肩こりでも、身体に不調をきたしているときは、姿勢が崩れていることが少なくありません。
肩こりを主訴とする場合、首が前に突き出た姿勢(ストレートネック)になっていないか?
また、首の筋肉の緊張バランスが左右で崩れていないかを確認します。
首や背中の姿勢を支える筋肉がうまく働いていない場合が多いのです。
対策・対処法
身体の筋緊張バランスの均衡がとれていて、正しい姿勢をキープできていれば
身体に不調がでることはほとんどありません。
「いかにいい姿勢をとることができるのか」「その姿勢を保つか」がポイントです。
そのためには、普段からいい姿勢を保つための意識をつけておくことが大事です。
<普段の意識>
はじめは鏡を見ながら自分の姿勢をチェックしてみましょう
(ポイント)
①身体に対して顔の位置が前に出ないように気を付ける
スマホやパソコンをしている時間が長い方は特に気を付けましょう!
②座っているときは、坐骨が座面にあたるように骨盤をしっかり立てる
姿勢は、立っているときよりも座っているときに崩れやすいです。
③肩甲骨を背骨に引き寄せる
しっかりと胸を張るというよりも、気持ち肩甲骨を背骨の方に引き寄せるイメージの方がキレイな姿勢になります。
10秒キープ・エクササイズ
①下腹部をへこませて、お腹とお尻にしっかりと力を入れる
②顎を引いた状態で下を見る(後頚部のストレッチ)
しかし、分かっていてもなかなか続かない
分かっていても忘れてしまうのが人間です。
昨日の昼ごはんに何を食べたかさえも、次の日になると考えないと思い出せないのが人間の記憶です。
つまり、一時的な記憶はすぐに忘れます。
そこで、普段している習慣の中に取り入れてしまいましょう!!
電車で立っている時間や、バスの待ち時間など普段の生活で絶対にしていること
ありますよね?
まずはその間に意識するようにしましょう。
毎日続けると身体も覚えてきます。
一つでも続ければ必ず結果は出ますので、習慣として取り入れてみてください。
最後に
患者様の中には、正しい姿勢を忘れてしまっている方が多く見られます。
「正しい姿勢をとってみてください」と言うと、
知っている方はできますが、
知らないと、反りすぎたり間違えてしまいます。
特に最近は、10代、20代という子供から若い方の姿勢が悪くなって生きています。
「昔は、姿勢に厳しいおじいちゃん、おばあちゃんが一緒に暮らしていたから」
なんてこともあるのではないかなと思います。
小学生以下のお子様がいる方
ぜひ姿勢がキレイな大人になるように教えてください!
健康的
姿勢がキレイ = かっこいい大人
できる人
ではないでしょうか